クロス再生工法におけるクロスリペアとは、
クロスクリーニングでは補いきれない汚れ・
少量の破れやめくれ・細かいキズなどを
補修する技術です。
ただ単に、補修をすると、
補修した部分だけが目立ってしまいますが、
クロスクリーニングをして汚れを完全に
除去しているので
境目がわからなく目立ちません。
シーリングライトを外すとスポンジの跡が
くっきりと現れますが、
これは可塑剤によって変色しているため、
クロスクリーニングでは
完璧に落とすことはできません。
また、油性マジックも
クロスクリーニングでは落ちません。
こういう場合にタッチアップコートを
使用します。
タッチアップコートとは
サンリミックス社で製作した水性塗料で、
量産クロスの色にできるだけあわせるため
17色を用意しています。
小さなキズや破れなどは貼替えなくても
部分補修で対応いたします。
目立たない部分から円や角に切り取った
補修材を移植いたします。
そのまま移植すると非常に目立ちますが、
全面をクリーニングする
ことにより補修部分の周りとの
色の差が目立ちません。
※大きなキズや破れ、長い落書きなど
対応できない場合は貼替えになります。
色を塗り替えるのではなく、
風合いをリペアします。
クロスは経年変化でツヤが消え、
風合いがなくなりますので
メイクアップコートで、できるだけ
元に近い状態に甦らせることを
可能にしました。